今回はランチェスター経営戦略の重要な2つめの要素「1点集中」についてご紹介します。
この1点集中の感覚を学ぶ際は掃除をしたほうがいいと言われています。
1点集中とは、何かをやめたりやらない決断をすることです。
掃除も片付けをし、迷いながら、無駄をなくします。
GEのジャック・ウェルチは「1以か2位になれる事業しかやらない」と言ったそうです。
また、スポーツ選手はゴルフ一筋だったり、サッカー一筋だったり、野球一筋と、研ぎ澄ます分野を絞り込んでいます。
一点集中する方法
市場を細分化
細分化は細かく分けることで、キリのようにするどく尖らせて細分化することで
No.1になれそうな範囲に絞り込みます。
商圏の話でいけば、日本全国津々浦々を対象にするのではなく、関西→大阪→東大阪に絞り込んでみるなど。
いいところに一点集中
自分が得意とする場所や、自分の強みを最も感じてくれるであろう人たち、ここだけはというものはどんなものですか?
一番売れている場所や、人、商品、自分の強みを、一番の機会のあるところに一点集中させましょう。
やらない決断をする
戦略とは何をやり、何をしないかを決めることとも言われています。
やらない決断ほど難しいものはないと思いますが、
AをやるからBをやらないと決断していきましょう。
～はやらないと3つ以上やらないことを決める。優良企業ほどそれができています。
この様に深く穴を掘っていくことが大切です。
どうするか迷い、様々なことに手を付けたりして迷っているから弱々しいのです。
目の前の仕事に1点集中してください。そして、目の前の人、仕事を好きになってください。
夢実現、目標達成のために一点集中で全力を尽くしましょう。
次回はNo1になる方法についてご紹介していきます。お楽しみに。
>No.1を作る事│強者に勝つためのランチェスター戦略とは【第4回】
