スマートビズの【ジャケT】製造秘話とその商品への想い
改めましてこんにちは、スマートビズ店長の木下です。
今回は、2025年にリニューアル販売した【ジャケT】についての製造秘話を綴ろうと思います。
ジャケTって?
ジャケTは、当店が名付けた、【ジャケット専用のTシャツ】を表す造語です。初回販売は、2023年の夏のことでした。
年々猛暑が続き、また働い方改革も続き、正直なところ「スーツにワイシャツを着て働きたくないくらい暑いよな…」という気持ちでした。
もちろん、スマートビズはワイシャツを専門に扱うビジネスアパレル総合店ですから、ワイシャツを着て働く魅力を伝えるべきなのですが、「いやいや、そんなこと言ってられないくらい暑いって!」と私自身が思うようになっていました。
当時も、ジャケットに合わせるためのTシャツは販売されていましたが、なんだかしっくりこない。素材とか、丈感とか、本当にこの猛暑を爽やかに乗り切れるのか?という気持ちから、お仕事服専門店の目線で【ジャケT】を作ろう!と企画が始まります。
ジャケT、第一弾
初めてのジャケT、こだわったのは次のとおりです。
●襟の高さ
●着丈の長さ
●生地の素材
まず、襟の高さはジャケットの汚れ防止のために襟高になっているものが多いんですが、高すぎてジャケットからはみ出しているものはダサイ…。ということ。ギリギリ隠れる高さでジャケットの一番肌に当たるところだけをカバーするという仕様にしました。
次に着丈の長さ。これは私が一番こだわりたかったところでもあります。カジュアル向けなセットアップなどはオーバーサイズのジャケットもありますが、ビジネスシーンで使用されるようなものは基本的にジャケット丈が短いです。ただ、通常のTシャツだと着丈が長くてジャケットからはみ出してしまう。ボトムインすると腰回りがもたつく。
お仕事服専門店として、やはり「信頼感」や「清潔感」というのは大事にしたかったので、【ジャケットを着た時に一番かっこよく見える丈感】を追求しました。
最後に生地の素材です。やっぱり暑い夏に快適に過ごしてほしいと思い、綿素材を採用しました。
実際に販売してみて分かる気づき
お客様からのお問い合わせやレビューでたくさんのご意見をいただきました。
嬉しいご意見
●丈が短めでスタイリッシュになる
●丈が短めでスッキリした着こなしになる
●綿100%で通気性がよく着心地がいい!
厳しいご意見
●洗濯したら縮む
●丈が短すぎる
●洗濯したらヨレヨレになる
【夏に快適な素材=綿100%】と考え、生地は綿にしましたが、ワイシャツとはことなり、綿100%の編み物は伸縮性が激しく、使えば使うほど縮みが気になるとのことでした。他にも、首周りのヨレが気になるなどのお声もあり、原因は生地にあると考えました。
ジャケT、第二弾
購入して頂いたお客様には快適にお使いいただきたい。できるだけ永く(コスパ良く)お使いいただきたい。だから、リニューアルしました。
変更点
●縮みやすくシワになりやすい綿100%をやめ、ポリエステル100%に
●首元のリブ素材を強化
ただ、綿100%はやめたけど、夏場に快適な素材ではありたい。だから4つの機能性は譲れませんでした。
●接触冷感
●通気性
●速乾性
●消臭
スポーティーさを想像させるような、生地感です。ジャケットとの相性にこだわった部分は変わりません。
予約販売でご購入頂いたお客様から、すでにレビューをいただいており、今のところ好評。
このリニューアルで、もっと多くのお客様にご満足していただければ、嬉しいです。




まとめ
いかがでしたか?初めて当店でご購入いただくお客様も、機能性をお試しいただけますと嬉しいです。
【当店おすすめ:どんなネクタイにも合うワイシャツ】